梨園の妻の条件や意味、仕事は大変?嫁いだ女性芸能人は苦労する? [芸能]
以前から交際中だった歌舞伎俳優の片岡愛之助さんと
女優の藤原紀香さんが30日、都内の区役所に婚姻届を
提出し、無事結婚しました。
つまり藤原紀香さんは歌舞伎の家に嫁いだ、
いわゆる「梨園の妻」(りえんのつま)に
なったわけですが、今一ピンときませんね。
というわけなので、今回は梨園の妻の意味や
仕事などを調べていきたいと思います。
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梨園の妻の意味や役割、仕事は?
梨園(歌舞伎俳優の社会)に嫁いだ女性は
一般社会とはかけ離れた礼儀作法などを
身に付ける必要があり、色々な役割や
仕事を求められます。
まず、服装は着物であること。
これは藤原紀香さんが結婚会見の時も
そうだったように、梨園の妻＝着物という
掟になっています。
まあ、これは当然ですよね。
日本の伝統芸能の家に嫁として入るんですから
日常生活でも着物を着ていることが条件でもあります。
次に礼儀作法ですが、歌舞伎の世界はお得意様との
付き合いがありますから全国各地のお客さんの
顔と名前を覚えなくてはいけません。
さらに歌舞伎公演は月に25日間、昼夜続けての
公演ですから休む間もなく、体力勝負が求められます。
これは梨園の妻なら誰もが通る道なので
相当の覚悟が必要なようです。
それから後継ぎとなる子供を生むこと。
これは家系を守っていくという意味があるので
非常に重要な仕事ですね。
しかも後継ぎなので、女の子ではなく男の子を
産まないといけない奥さんにとっては
プレッシャーみたいです。
そして一番大事なのが、歌舞伎俳優である夫を
公私ともに支えていくこと。
結婚して妻になるなら、夫を支えるのは
一般社会でも当たり前ですが、歌舞伎界は
そんな生易しいものではありません。
さっきも言った通り、月25日間の公演を行う夫を
休まずサポートしなくてはいけませんから
自分の時間などが犠牲になることもあるそうです。
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梨園の妻になった女性芸能人は?
ここからは歌舞伎俳優と結婚し、梨園に嫁いだ
女性芸能人について。
3代目中村橋之助さんの妻の三田寛子さんは
独身時代は天然ボケのキャラで人気だった
女優でしたが、結婚してからは優しそうな
面影は残しつつ、ちゃらちゃらしたところは
なくなりました。
そして、後継ぎとなる3人の息子を産んで
しっかり梨園の妻としての役目を果たしています。
11代目市川海老蔵の妻小林麻央さんは
結婚前はキャスターとして活動していましたが
嫁いでからはテレビで見かけることはあまり
なくなりました。
芸能界を引退したわけではなさそうですが、
梨園の妻として生きると決めた以上、そちらを
優先しないといけないみたいです。
第一子は女の子だったそうですが、その後
後継ぎとなる男の子にも恵まれ、以降は
夫のサポートと2人の子供の母親として
頑張っています。
女優の前田愛さんは過去にドラマで共演した
6代目中村勘九郎さんと結婚。
現在は男の子2人の母親であり、ドラマにも
たまに出演されています。
三田寛子さんは今回の藤原紀香さんの結婚報道を受け、
梨園の妻になる心得と苦労をコメント。
引退を考えていたが「結婚しても引退する必要はない。
家庭を守りながらやれるならご自由に」と言われ
プレッシャーだったそうです。
つまり、梨園の妻になっても両立できるなら
芸能活動OKということが逆に苦労になったという
ことなんでしょう。
自分を律することができないと務まらないというのが
大変さを物語っていますね。
最後に
片岡愛之助さんと結婚したことで
梨園の妻となった藤原紀香さん。
これから礼儀作法や後継ぎのことで
いろいろ生活が変化して大変になると
思いますが、ぜひ芸能活動も継続して
ほしいですね。
まあ、何はともあれ2人とも幸せそうなので
今はおめでとうと祝福したいと思います。
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