ディスレクシアは自己診断できる?特徴や治療は?実はあの有名人も悩んでいた！?

2月3日(水)の『ザ!世界仰天ニュース』で
「字が読めない子供たちの苦悩」の特集が
放送されます。


その字が読めない障害はディスレクシアといい
有名人にも悩んでいる人が多いと聞きます。


今回はディスレクシアの特徴や診断方法、
これに悩んでいると公表している有名人について
迫ってみたいと思います。





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ディスレクシアの特徴・自己診断の方法は?

ディスレクシアとは、知的能力や理解能力には問題はないのに
文字の読み書きに困難を抱えてしまう学習障害。

日本語では難読症、識字障害、(特異的)読字障害、
読み書き障害と訳されています。


音と文字をつなげる音韻認識能力が低い。

このように並んでいる文字の順番や大きさが
バラバラに見えたりする。


また、読み書きなどが苦手な一方、対人能力
空間把握能力、物事の全体像や関係性を把握する
能力に長けていて独創的という特徴があります。


日本でも人口の5～8％、欧米では10～15％ほど確認されています。




ここからは、ディスレクシアの自己診断方法について

以下の項目に、イエスかノーで答え、
イエスが7つ以上あればディスレクシアの可能性が高いです。


1. 読むのが遅い。

2. 学校では読み方を学ぶのに苦労した。

3. 文章を2、3回読まないと意味がわからない。

4. 音読は好きではない。

5. 読んだり書いたりすると、字が抜けたり
入れ替わったりする。または勝手に字を足してしまう。

6. 見直しをしても、まだ誤字がある。

7. 長い音節の単語の読み方がわからないことがある。

8. 長い本や小説より、雑誌や短い記事の方が好き。

9. 外国語を学ぶのに非常に苦労した。

10. 大量に読まなければならないような授業や課題を
避けがちだ。



僕は3、4、8がどちらかというとイエスでした。



次にディスレクシアの治療法

NASAの研究によると、宇宙飛行士は宇宙にいる時、
一時的にディスレクシアになるということを発表しています。


これは、無重力下にいることで小脳の神経が乱れ、
協調運動に問題が生じることが原因とされています。


つまり、ディスレクシアは小脳の働きと
関係していることがわかっているので
そこを改善できれば正常にすることも
可能です。


具体的な治療法のひとつは、クッションの上に
片足で立ち、片手で持った物を後ろ手にもう片方の
手に渡し九九を唱えるという運動。


ディスレクシアとは、小脳の神経の乱れによって
眼球の動きに異常をきたしている状態なので
この運動は目の動きを正常に戻す働きがあります。



また、教育現場ではタブレット機器を用いた
ICT教育も効果があるとされていて、さらに
音声化された情報の方が理解度が高いようです。



ちなみにNASAでは職員の50％以上が
ディスレクシアを抱えているそうです。



どちらにせよ、ディスレクシアに悩む人には
周りの理解が不可欠です。

不適切な対応や教育をしてしまうと
二次障害を起こすきっかけにもなるので
周りがちゃんと気にかけ、早期発見で
適切な指導をするのが重要です。




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ディスレクシアに悩む有名人

世界中でも抱えている人が多いディスレクシアですが
有名人にもこれに悩む人がいます。


海外だと、俳優のトム・クルーズ、キアヌ・リーブスなどが有名。

オーランド・ブルームも幼少期に、この障害に悩まされていましたが
聖書の朗読で改善傾向にあるそうです。


また、歴史上の人物ではトーマス・エジソン、
レオナルド・ダ・ヴィンチ、アルベルト・アインシュタインも
ディスレクシアだったとされています。


やはり欧米系の人に多いようですが、日本でも講演家の南雲明彦さん
黒柳徹子さんもディスレクシアを抱えています。



さらに調べてみたら夏目漱石、ポール・マッカートニー
スティーブン・スピルバーグの名前もありました。


ここに名前が挙がった人物は、どの人も歴史を作ってきた
偉大な人ばかりなのがわかります。


いわゆる天才に多いみたいですね。

最後に

ディスレクシアは一般に学習障害の一種と
言われていますが、改善することも可能と
証明されています。


有名人にも多いという事実は本当に
驚きましたが、意外と身近なことなんだと
改めて思いました。


ディスレクシアに悩む人には本人にしかわからない
苦しみがある。

それがわかるだけでも、その人の見方が変わるので
今夜の『ザ!世界仰天ニュース』は必ず見たいと思います。

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