船場吉兆事件のささやき女将のその後と現在は？爆報フライデーで何を語る？ [爆報!THEフライデー]
8月5日(金)の『爆報!theフライデー』に
産地偽装事件騒動を起こした
高級料亭運営会社「船場吉兆」の
女将湯木佐知子さんが9年ぶりの
テレビ出演をします。
2007年の産地偽装以来、
客の食べ残しの使い回しなど
飲食業にあるまじき不祥事が
次々に明らかになって問題に
なりました。
今回は船場吉兆の一連の不祥事の概要と
女将の湯木佐知子さんの現在について
調べてみました。
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「船場吉兆」の度重なる不祥事とは？
初めて不祥事が発覚したのは2007年10月28日
福岡市岩田屋本館地下2階にある
「吉兆天神フードパーク」で
売れ残った黒豆プリン、桜ゼリーなど
スイーツ商品のラベルを貼り直して
消費・賞味期限を偽装していたことが
明らかになりました。
さらに、同年11月には同じく吉兆天神フードパークで
販売されていた惣菜の内、賞味期限が切れた食材を
岩田屋新館7階にあった吉兆天神に流していたことも発覚。
何と12品の惣菜を期限切れとわかって販売していたと
船場吉兆は認めたのです。
同じく2007年11月には大阪市中央区にある本店で
佐賀県産の和牛を但馬牛、ブロイラーを地鶏と
偽装していたことも明らかになりました。
こうなってくると、警察も捜査せざるを得なくなり
同年11月16日に本店や関係各所に強制捜査が入りました。
以降も牛肉の味噌漬けの産地偽装を行い
東京のギフト販売会社や大阪の阪急百貨店に
計101個の商品を納入していたことも発覚しました。
正直こんなにひどいことをしていたとは
呆れて言葉が出てきませんね。
そして船場吉兆側は、あろうことかそれら一連の不祥事を
すべてパート女性の独断で処理しようとしていたとあります。
その後、パート女性4人が会見を開き、偽装は店長の指示によるものと説明。
結局、店長の湯木尚治氏はパート女性の証言や仕入れ業者の証言を否定しました。
しかし農林水産省の調査により、店の在庫や仕入れの数で
船場吉兆側の主張に矛盾が生じていたことがわかりました。
2007年12月、女将の湯木佐知子さんら取締役が会見を開き
一連の不祥事に経営陣が関与したことを認めます。
この時の謝罪会見で、小声で長男に「頭が真っ白になって」
「知らんと言え」と言うように指示し、長男がそれをそのまま
発言する様が報道されたのですが、女将が小声でささやいた
言葉もマイクに拾われ、メディアから「腹話術みたいだ」と
揶揄されました。
このようなこともあり、湯木佐知子さんは「ささやき女将」という
不名誉な呼び名で有名になってしまいました。
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女将・湯木佐知子のその後と現在
例の謝罪会見後、役員が引責辞任し
残った女将の湯木佐知子さんが新社長に
就任して営業を再開。
しかし、再会してから4カ月後の2008年5月に
刺身や天ぷらなど客の食べ残しを少し手を加えて
別の客に提供していたことが明らかになりました。
それも何と10年以上前から行っていたことが発覚し
以降予約のキャンセルが相次いで、ついには経営破綻。
湯木佐知子さんも夫の正徳さんも自己破産し
船場吉兆は消滅したのです。
そんな湯木佐知子さんですが、現在は夫とともに
賃貸マンションで年金暮らしをしているそうです。
また、次男の尚治氏はうどんチェーンでアルバイトの後
大阪の北新地に懐石料理店「湯木」を開業。
その店になじみの客が来た際には
お母さんの湯木佐知子さんが
アドバイスしています。(2015年12月時点)
とはいえ、あれだけの不祥事を10年以上続けた結果
信用をすべて失ってしまったので、次男以外は
飲食業を続ける意思はないように思えます。
噂では騒動後、ノイローゼになってしまったとも
ありますが、事件を悔いてのことか時折
神社仏閣でお参りしているそうです。
何にせよ、現在は定年退職した普通の老人と同じように
年金で細々と暮らしているんでしょうね
最後に
9年前の船場吉兆が犯した産地偽装及び一連の不祥事の
謝罪会見でささやき女将として有名になってしまった
湯木佐知子さん。
飲食業に携わる者としてやってはいけないことはしたので
当然同情の余地はありませんが、何故順調だった会社を
無に帰するようなことをしたのか、騒動後に何があったのか
色々気になるところはあります。
『爆報!theフライデー』で約9年ぶりにメディアに
姿を現し一体何を語るのか、注目しましょう。
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